磁気飽和度測定器
KOERZIMAT(コエルチマット) MS 飽和磁化測定器
磁気ヒステリシスループ(J-H曲線・B-H曲線)測定器はこちら
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PCを使用した小型設計の飽和磁化測定器です。
基本仕様
- 最大1.15T(11,500e)の強力な磁場で、強磁性体被検査材の形状にかかわらず単位重量飽和磁化σs(4π Sigma)を測定
- 被検査材の体積が既知の場合は、飽和誘導値B(s)を表示
- 被検査材の重量、密度、および体積を確定
- 僅か30mgのNi(Feなら7.5mg, Coなら10mg)を含む部品であれば精度1〜2%で測定が可能
- 磁気モーメントの確定
- 個別または連続測定
- 広く均一な磁場領域
- KOERZIMAT MS 31x69:被検査材体積41x57x23mmの場合、直径32x高さ21mmの磁場
- KOERZIAMT MS 26x60:被検査材体積30x40x18mmの場合、直径26x高さ16mmの磁場
- 被検査材最大重量:200g
- 被検査材ローディング:圧縮空気または手動
- 被検査材アンローディング:IEC60404-14に準拠
- 注文に関する顧客データとともに、MSレポート作成
アプリケーション例
- 飽和分極法による磁性相とオーステナイト相の測定と分析により鉄鋼の結晶構造の管理を非破壊で
- 超硬合金の飽和磁化測定
- コバルト、ニッケル含有量の測定
- 粉末合金の結晶状態の監視
- 磁性材の工程管理・磁気特性測定
- 強磁性体の含有量の測定
- 新しい合金及び磁性物質の研究開発
- ステンレスにおけるマルテンサイトの測定
- 部品やモジュール丸ごと飽和磁化量測定