新IEC 60404-7でKOERZIMATが優れる10の理由
0.2 A/m (0.0024 Oe)までの高感度測定が可能な唯一の保磁力計
超低損失軟磁性(複合)材料の開発に! 新着
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新たな IEC 60404-7 2nd edition に関連して
- IEC60404-7に準拠した設計で、0.2 A/m (0.0024 Oe)の高感度測定が実用的に可能な唯一の保磁力計です。数十A/m以下の測定が必要になる超低損失軟磁性(複合)材料の開発に最適です。
- 楕円体より複雑な形状の検体や複数の組み上げ部品の測定方式としてはKOERZIMATが採用している方式である Method B が規定され、フラックスゲートセンサーが必須となりホールセンサーは認められなく成りました。
- KOERZIMATのように外乱磁場(例:地磁気)を補正する磁気シールドを持たない装置は規格に適合しなくなりました。
- 新しい規格はさらにKOERZIMATで行われている磁気シールドの補正計算も要求するように成りました。
- 新しい規格では磁化振幅の減少および磁化時間の増加を含む、HcJ値に対する渦電流の影響を減らす手順を明示的に規定しており、KOERZIMATは既に準拠しています。
- 小さな軟磁性(特殊合金や超硬合金、等々)の検体の測定には、規格の中で Method A b) としてKOERZIMATの採用するInternal Probe 方式で行う事が規定されています。
KOERZIMAT が当初から持っている強み
- 検体の面倒な下準備が不要で素早く簡単に測定が出来るため、製造ラインでの品質管理でも、研究所や大学、委託検査会社や工業試験場でも高スループットを発揮します。保磁力測定時間僅か3秒,材料磁化時間も自由に調整可能です。
- 高出力が実現した広範囲の均一磁場空間により組み上げ部品全体の保磁力の測定を可能にしています。
豊富なアプリケーションと導入実績
- 軟磁性材料 〜 半硬磁性材の磁気特性検査 (板 / 棒 / 薄膜 / 粉末 / 焼結金属 等)
- 軟磁性材部品 〜 半硬磁性材部品の品質管理 (電磁弁 / 電気モーター部品 / 磁気ヘッド / リレー / トランス / 時計 等)
- 粉体冶金部品(超硬合金 / 焼結鉄部品)や積層電磁材の保磁力測定
- 製造工程における材料の磁性影響調査(熱処理度合 / メッキ / 研磨 / プレス / 切断等)
FOERSTER社独自開発フラックスゲート方式測定センサーによる広範囲の測定領域
基本仕様
保磁力測定範囲(オートレンジ0〜100kA/m) / 保磁力測定時間(固定3秒) / 磁化時間(1〜40秒, 調整可能) / HCJ測定誤差(測定値の±1%未満) / コイル内径・内包(41mm,62mm)/ 最大磁化磁界強度 450kA/mを実現 / 6〜16mmの丸棒の検体に対応
アプリケーション例
- VSMの測定精度不足を補う高精度(0.2 A/m= 0.0025 Oe)
保磁力計 KOERZIMAT VSM試料のセメント固定による内部応力の
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