STATOVISION
部品検査の新次元
FOERSTERは、従来検出できなかった欠陥を検出し視覚化する革新的なソフトウェアソリューションをSTATOVISIONでご提供します。
インテリジェントフィルターアルゴリズムが干渉信号の抑制を可能にし、新しい検査タスクを解決できるようにします。
ドリル穴や溝などの空洞がある部品は凹部が信号に深刻な干渉を引き起こすため、今までメーカーにとって品質検査の課題でした。
こうした空洞がある部品は、空洞とその周囲を広くブロックした場合しか検査できませんでした。つまりチェックされない領域が広かったのです。例えばドリル穴のあるブレーキディスクでは、ドリル穴の中または近くに亀裂があっても、亀裂は検査で検出されませんでした。
STATOVISIONソフトウェアは、ドリル穴、溝、フライス加工されたフィーチャーなどの干渉する形状について「学習」します。その次に受ける製造中検査では、学習した領域を意図的に抑制(マスク)します。これにより、ドリル穴の近くまたは間にある亀裂その他の表面欠陥を確実に検出し表示することが初めて可能になります。
高解像度のCスキャンは部品表面の品質を鮮明に表示するため、欠陥の位置を正確に見極めることができます。
検査データは保存され、トレーサビリティを保証する包括的な統計と完全な文書が生成されます。したがって生産工程につきもののダメージ(工具の摩耗など)を早期に検出して排除し、不良品率を抑えることができます。