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超硬合金

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軟磁性部品の需要拡大

粉末金属から作られた軟磁性の部品は、様々な用途で必要とされています。最大の応用分野は自動車産業で、特に電気モーターやアクチュエータに応用され、多くのメリットがあります。

粉末金属から軟磁性部品を製造することで、従来の方法では不可能だった複雑な形状の製造が可能になります。硬質合金と異なり、軟磁性部品は外部磁場によって容易に磁化され、必要に応じて脱磁することができます。そのため、磁場を印加することで電気信号を運動に変換したり(アクチュエータ)、運動を電気信号に変換する(センサー)ことが可能です。

軟磁性複合材料(SMC)は、特に高周波用途に適しているため、モーターに使用されます。その材料構造により、渦電流と異常損失が減少し、モーターの効率を大幅に向上させることができます。KOERZIMAT HCJおよびKOERZIMATMS測定システムを使用すれば、軟磁性部品の磁気特性を製造前、製造中、製造後のいずれでも監視できます。

原材料の認定

原材料の電磁特性は、その原材料から作られる電磁アクチュエータの性能の決め手となります。目的に適った原材料の適性を確認するため、KOERZIMATで主要な磁気特性を測定します。検査は原材料の製造時に直接、または加工前の入荷検査時に実施します。こうして材料品質を継続的に監視し、文書化することができます。

部品製造における工程監視

電磁アクチュエータ用軟磁性部品の製造において、機械的な仕上げ工程である平滑化、研削、研磨、機械加工などは、すべて機械的な材料応力の蓄積の原因となります。これらは保磁力という磁性材料特性と相関する電磁力の損失を引き起こします。

材料は、熱処理により元の状態に戻すことができます。KOERZIMAT HCJは最終焼鈍の前後に保磁力を測定して製造工程での材料特性を監視し、必要に応じて是正処置を行うことができます。

KOERZIMAT MSは重量固有の磁気分極も測定できるので、これにより材料の密度(プレス加工の品質)について評価することができます。HCJとMSどちらの測定システムも、グリーンコンパクト(圧粉体)および粉体に使用できます。

軟磁性複合材料

軟磁性複合材料(SMC)は、エネルギー資源の最適利用のため、主に高周波用途に使用されています。KOERZIMAT HCJは、保磁力を利用してSMCの焼鈍、機械加工、プラスチックへの鋳造などの工程品質を監視します。

一方KOERZIMAT MSは、飽和磁化を測定することでSMC内の磁化可能な材料の割合を測定することができます。HCJとMSどちらのシステムも、サンプルの形状に関係なく迅速かつ正確に測定を実行します。グリーンコンパクト(圧粉体)や粉体にも使用できます。