1. Home>
  2. ソリューション & アプリケーションノート>
  3. 探知/探査と地球物理学>
  4. 技術

技術

 探知/探査と地球物理学の目次のページに戻る

アクティブ磁気誘導方式

アクティブ(能動)型磁気誘導方式(EMI)

金属の検出に良く研究されてきた方法です。この方式が金属の導電率と透磁率特性に依存する関係上、送・受信パラメータや、金属の種類や土壌の状態によって、検出性能は変わります。検出コイルは、地中を伝播する単一のパルス、または複数周波で連続的に磁場を発生させます。物体の金属部分がこの磁場に当たると渦電流が発生し、これが二次磁場を発生させます。この磁場の影響は金属探知器の受信コイルによって検出・評価されます。同時に、地中で発生した干渉信号の補正も必要です。

受信信号が評価されると音または点滅表示の警告が出され、金属部分の位置をピンポイントで特定することができます。あるいは、後で適切なアルゴリズムを使用して判定するために受信信号を保存することもできます。FOERSTERは、パルスと連続波の両方の技術で検出システムを提供しています。

パッシブ磁力計方式

パッシブ(受動)型磁力計方式

強磁性金属の検出に最適な方法です。応答性の高いパッシブセンサーは、通常均一である地磁気を測定し、近傍の強磁性物体による磁場の乱れを正確に認識します。磁場の異常を分析することで、金属物体の位置、向き、質量を測定することができます。異常が検出されると音または点滅表示の警告が発出され、オペレーターは測定情報を利用して物体の位置を特定することができます。

土壌やインフラの構成要素にもそれぞれ固有の磁気特性があるため、高感度の磁力計は考古学や地質学の調査に使用することができます。絶対値プローブと差動プローブの違いは、異常点の可能性を含む地磁気の絶対値出力と、地磁気を差動動作で中和して磁気異常点の影のみを出力するという違いがあります。FOERSTERは、絶対型と差動型のそれぞれの構成の高感度フラックスゲート磁力計プローブを提供しています。