鍛造・成形部品

【 応用例 】

• ギアラック
• ホイールハブ
• クランクシャフト
• カムシャフト
• ドライブシャフトカム
• 三脚ジョイント
• 等速ジョイント
• ユニバーサルジョイント
• 歯車
• ベベルギア
• ギア部品
• コモンレール
• コンロッド
• コントロールアーム、ウィッシュボーン

ギアラック

ギアラックの硬化深さ測定のために、FOERSTERは、半自動ランダムサンプル検査と、MAGNATEST Dに貫通コイルを組み合わせて行う全数検査の両方をご提供します。この組み合わせでは、硬度品質がいくつかの検査ポイントでチェックされます。

硬化深さは、検査された各ポイントに対して個別に表示されます。部品が検査位置に到達すると、電子的な位置決め監視によって検査が自動的にトリガーされます。上位品質管理システムへのインターフェースにより、検査結果の完全な文書化が保証されます。

等速ジョイント

安全関連部品として、CVジョイントのシャフトには硬度チェックが必要です。MAGNATEST Dに貫通コイルまたは内部検査プローブを組み合わせて使用すると、シャフトとベルの両方の硬度が非破壊的に測定されます。部品形状への正確な適合により、再現性の高い検査となります。

MAGNATEST Dは、部品の幾何公差や温度の影響などの干渉要因を減らすために、高性能の高調波評価を利用して、長期的に安定した検査結果をもたらします。

カム/カムシャフト

FOERSTERは、鍛造および焼結カムの微細構造と亀裂の全自動全数検査をご提供します。亀裂検出のために、検査装置STATOGRAPHはMECAプローブおよび標準プローブと組み合わされています。これにより、複数の重要な領域を同時に確認できます。さらに、磁気誘導方式の微細構造検査は、貫通コイルを使用して実施できます。

硬化亀裂を検出するにはカムシャフト全体を全自動検査します。すべてのカムシャフトの表面を、部品を回転させ最大8個のMECAプローブを使用してスキャンします。

歯車、べベルギア

FOERSTERは、鍛造ギア部品の効率的な亀裂検出のための自動ロボットセルを開発しました。検査機器STATOGRAPHがセルに搭載され、検査信号を評価して文書化します。

フレキシブルプローブを使用して、歯車（ギア）の複雑な形状表面をできるだけ高感度に検査します。ロボットセルは検査工程に統合するか、オフラインで使用できます。

トランスミッション部品

トランスミッション部品は、負荷が絶えず変化するため厳しいストレスを受けます。FOERSTERはこれらの部品の品質保証を非破壊検査システムでサポートしています。検査装置STATOGRAPHは、形状追従プローブ1個と固定式渦電流プローブ2個の組み合わせで、ギアシャフトの亀裂検査に最適です。これにより縦・横双方向の亀裂がチェックされます。

焼き戻しの評価には、シャフト端部にMAGNATEST貫通コイルを配置します。

コントロールアーム、ウィッシュボーン

車のサスペンションのコントロールアームとウィッシュボーンは、ホイールとシャーシの間の横方向の力を伝達します。これらの部品には大きなストレスがかかるため、原材料に欠陥が無いことが絶対条件です。

特にコントロールアームのフライス加工された穴では、材料表面に亀裂が発生する可能性があり、材料品質に悪影響を及ぼしかねません。しかしSTATOGRAPH検査モジュールと回転式2軸プローブの使用で、問題が発生する前に欠陥を検出できます。

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